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ユリス・ナルダン 天文三部作

2006.12.12

皆さん、こんばんは。

さて、今日はちょっと天文学のお勉強をしたいと

思います。

嫌ですねー。お勉強(笑)

でも、時計の面白さを理解しようと思うと、

物理学とか天文学とか、少し踏み込んでみると

その奥深さに感激します。

そして、天文学といえば必ず出てくるのが、

ユリス・ナルダンの天文三部作です。

まず、これ↓です。

プラネタリウム・コペルニクスです。

名前だけでも、すごそうな時計ですねーーー。

しかも、なんとも時刻の読みにくそうなこと・・・

この時計は太陽と地球の関係から、月や各惑星の

位置がわかるようになっています。

え?ちょっと、待ってください!

何ですって?

そんなことが、判ってどうするの(笑)

また、黄道12宮(※1)を表示し、永久カレンダーも

表示される・・・・・

何だ?何だ?(笑)

良く解らない!という方、あまり深く考えるのは、

やめましょう!

で、シースルーバックになっていますが、

ちょーーー、複雑時計って感じですね。

そして、もう一本こちら↓がアストラビウム・ガリレオ・ガリレイ

です。これまた、覚えにくい名前ですねーーー。(笑)

この時計は、地球上から見える太陽や月、星

の位置を常に表示しています。

すごいですねーーーー。

更に、日の出、日の入りの時刻、月齢、月の出、

月の入りの時刻、月食と日食の日時、曜日と月の

表示が出来るのです。

凄すぎます!!!!!!

毎回しつこいですが、ぜんまいと歯車で動かしている

機械ですよ。驚きですね。

裏側は、こんなです。

この天文三部作は、以前ユリス・ナルダンの160周年

のパーティー
会場に飾ってあったものです。

何故か、会場にはこの2本しかなかったのですが・・・・

もう一本がこれ↓です。


テリリウム・ヨハネス・ケプラーというモデルですが、

ダイヤルの中央に北極から見た地球の自転を

表しています。

そして、地球の日照部分、日の出と日の入りの

時刻を表示します。

これまた、すごいですねー。

更に、月が地球の周りを公転していて、その位相

の様子がわかります。

まだ終わりませんよーーーーーー。(笑)

ついでに、日食と月食の状態をも表してします

というのですから、驚きです。

おまけに、パーぺチュアルカレンダーも・・・・

そして、この天文三部作の、プラチナバージョンは、

3本セットでの販売です。

3本セットでの販売なのに、パーティー会場に

何故2本しかなかったのか、更に疑問です。

盗まれちゃったのでしょうか?????(笑)

お値段・・・・聞きたいですか?

聞きたいですよね。

4037万2500円也。

だんだん、こういったものが、お買い得に思えてきたら、

立派な、時計マニアです。(笑)

(※1)黄道12宮=太陽の見かけの位置(黄道)を

その星座のある位置で一年間を12等分して

表したものです。

現在の位置は、昔とずれて来ています。